本校の礎は,慶応2年(1866年),「鴻基館」(教科目〜倫理,論語,小学,大学,孟子,日本外史,文章規範,他)にあります。郷倉を改造し,「安芸郡の師範学校」とも言われるような注目すべき教育を行い,郡内各地はもとより県外からも入校者がありました。
学制発布とともに「鴻基館」は廃止されましたが,本校は明治6年(1873年)1月に海田小学校として開校しました。創立141年の古い歴史を持つ学校です。
開校後,
安芸国民学校(明治19年4月)
海田高等学校(明治20年4月)
鼓浦高等小学校(明治21年4月)
鼓浦第一高等小学校(明治32年9月)
鼓浦尋常高等小学校(明治43年1月)
船越国民学校(昭和16年4月)
船越町立船越小学校(昭和23年4月1日)
広島市立船越小学校(昭和50年3月)
と校名の変遷はありましたが,いつの時代も教職員・保護者・地域が手を取り合い児童の健やかな成長を願い,本校教育を推進してきました。昨年から学校教育目標を「人権尊重の精神を基調とし,地・徳・体の調和のとれた人間性豊かな子どもを育てる」とし,学校指導要領に則り,全人的な教育を進めています。
近年では,地域の皆様との連携によるパンジー栽培を通じての「花いっぱい 明るい船越のまちづくり」や,安芸区民文化センターとの連携によるアウトリーチコンサートなどにも取り組んでいます。このようなことも特色ある教育活動として挙げることができます。
本年度も学校教育目標の具現化のために教職員が一丸となり教育活動を推進して参ります。引き続き,皆様方のご理解とご支援を切にお願い申し上げます。
平成24年4月1日
広島市立船越小学校 校長
中 木 啓